コラーゲンを知る

美白にもコラーゲン?!美肌だけじゃない!コラーゲンの力

美白鏡

肌に潤いやハリを与えて、美肌を促してくれるコラーゲン。実は、コラーゲンは、美肌だけではなく、美白にも欠かせないものなのです。

コラーゲンが主に存在するのは、真皮をいわれる場所です。真皮の中で、弾力のあるコラーゲン繊維が、網目状に張り巡らされることで、肌に潤いやハリを維持しています。

一方、美白に関わるのは、真皮の上の表皮という場所です。表皮でたくさんのメラニンが作られると、シミができ美白を妨げてしまうのです。

一見、コラーゲンと美白は、原因となる場所が違うので、関係が無さそうですが、実は、コラーゲンと表皮には深いつながりがあり、大きく関わっているのです。

肌のシミやくすみの原因は表皮の栄養不足

そもそも、肌色を悪く見せてしまうシミやくすみの原因は、何のでしょうか。肌のシミは、紫外線の刺激を防御するためにできたメラニンが原因です。もともと、できてしまったメラニンは、肌サイクルのターンオーバーが正常なら、徐々に表皮の表面に押し上げられ、垢となって剥がれ落ちていきます。

肌サイクルのターンオーバーが正常に行われないと…

ところが、メラニンがターンオーバーのサイクルより多く生成された場合や、ターンオーバーが正常におこなわれないと、シミとなっていつまでも肌に残ってしまうのです。

また、くすみの原因は、ターンオーバーのサイクルが乱れることや、肌の汚れ、シミ、くま、乾燥などによって、肌色が悪くなることでおこります。

つまり、美肌を妨げるシミやくすみは、表皮の肌サイクルであるターンオーバーが正常におこなわれないことが大きな原因の一つなのです。ターンオーバーが正常におこなわれない原因は、加齢にともなう表皮への栄養分の低下です。

表皮では、新しい細胞が下層ででき、成長とともに上に押し上げられることで、最後は角化して垢となります。ところが、細胞への栄養分が足りないと、細胞の成長が遅くなったり、角化され垢となった細胞が剥がれず、肌の表面で厚くなったりするのです。

表皮に栄養分を送るのは、コラーゲン

弾力やハリを維持するだけじゃない!

美白に大きく関わる表皮の肌サイクル、ターンオーバーに欠かせない栄養分を送るには、実はコラーゲンが欠かせないのです。

コラーゲンは、真皮の中で弾力やハリを維持しているだけでなく、真皮と表皮の間にある基底膜にも存在して、真皮からの栄養分を表皮に送る役目も担っています。

加齢とともに…

ところが、20歳を過ぎると徐々にコラーゲンの量は低下していくため、表皮へ栄養がうまく運ばれず、ターンオーバーのサイクルが遅くなり、シミやくすみが目立つようになってきます。

また、コラーゲンが減少し肌の弾力とハリが失われると、肌にたるみができ、顔全体に影ができて、肌がくすんで見えてしまいます。

このように、コラーゲンと美肌、美白は大きく関わっています。年齢によるコラーゲンの減少をいかに食い止めるかが、いつまでも美肌や美白を維持する秘訣といえるのです。

コラーゲンの減少を抑えて、美白を維持するために

年齢とともに減少するコラーゲンを抑え、美白を維持するためには、意識してコラーゲンを補うことと、ターンオーバーを妨げない生活が大切です。

食べ物やサプリメントでコラーゲンを補う

コラーゲンを補うための方法は、コラーゲンを食品で摂取するか、サプリメントで補うことです。コラーゲンを多く含む食品は、手羽先やうなぎ、ふかひれ、牛スジなどがありますが、これらを毎日、摂取することは難しいことや、カロリーも高くなってしまうので、手羽先や牛スジをスープにして、毎日少しずつ摂ると効果的です。

他にも、サプリメントは、コラーゲンを体内に取り込みやすいように低分子化してあることや、いつでも手軽で摂取できるのでおすすめです。

バランスの良い食生活と、ビタミンCがカギ!

コツは、コラーゲン以外の食生活もバランスよく摂ることと、コラーゲンを摂取するときは、コラーゲンの肌への働きを助けるビタミンCを一緒に摂ることです。

ターンオーバーを妨げない生活

早寝早起きと、小まめな肌ケアが大事!

ターンオーバーは、特に夜21時以降、午前2時までに活発におこなわれます。そのため、しっかり睡眠を摂ることが、ターンオーバーには欠かせません。早寝早起きに心がけることが大切ですね。

他には、ターンオーバーが追いつかないほどの刺激や乾燥は、できるだけ避けます。UVケアや小まめな保湿が大切です。また、顔をこすったり、かいたりする刺激もよくないので、洗顔は優しく、低刺激の泡タイプのものでおこないましょう。

コラーゲンの減少を抑え、美肌、美白をいつまでも維持するためには、毎日の小まめなケアが大切といえますね。

人気記事ランキング
pagetop