コラーゲンを知る

コラーゲンを摂るのは、いつがいい?朝と夜の違いを検証!

朝食

美肌を保つために積極的に摂りたいコラーゲン、いったい、いつ摂るのが一番効果的なのでしょうか。人間は、24時間の間に活動したり、眠ったりと日内変動があるので、コラーゲンを飲む時間帯によって、その効果に違いがあるのです。コラーゲンをより効果的に飲むためには、いつコラーゲンを摂取すればよいか、検証してみたいと思います。

コラーゲンのベストタイミングは夜!

どうして夜なの?

人間は、昼間に活動して、夜に日中のダメージを修復することで、毎日の調整をおこなっています。日中に受けた紫外線など肌へのダメージは、睡眠中に回復が促されているのです。21時~朝9時まで、特に22時~午前2時までの間は、成長ホルモンが活発に出て、肌のターンオーバーが促進されています。

肌を修復させる時間帯がカギ!

コラーゲンは、摂取後、約1時間後に血中濃度がピークを迎え、その後減少していきますが、摂取後、約4時間経っても血中には残っています。そのため、夜寝る前に摂取しておけば、夜間、肌を修復している時間帯に、コラーゲンの血中濃度を高く保つことができるのです。

肌を一番修復させる時間帯が22時~2時頃だと考えると、その1時間前の21時頃にコラーゲンを摂取して、その後、寝るのがコラーゲンを摂取するベストなタイミングといえるでしょう。

コラーゲンを効果的に体に摂り入れる方法

コラーゲンを摂る方法は、できるだけ分子量の小さいサプリメントやゼリータイプがおすすめです。分子量が小さいと、コラーゲンが分解されず、体内に効果的に取り入れることができるからです。

コラーゲンの多い食材でも、一部はコラーゲンのまま摂取することが可能ですが、夜間に摂取することを考えると、カロリーオーバーになってしまうため、避ける方が無難です。

効果を上げるビタミンCはこうやって摂る!

また、コラーゲンの合成を助けるビタミンCの摂取も忘れてはいけません。ビタミンCは、水溶性で、貯蔵されにくい性質があるので、摂取後1~2時間もすれば尿として排泄され始めてしまいます。

そのため、ビタミンCは1日数回に別けて摂取するのが効果的です。夜間、寝る前のビタミンCは、カロリーを考慮して、糖分の多い果物ではなく、無糖のレモン果汁を垂らしたレモン水などがおすすめです。注意したいことは、寝る前は、興奮作用のあるカフェインを含んだ紅茶などで摂取するのは避けた方がよいでしょう。

朝のコラーゲンは蓄積されにくい?

昼間のダメージの回復に消費されてしまう

では、朝にコラーゲンを摂るのは効果がないのでしょうか。朝にコラーゲンを摂った場合、その後の活動や、紫外線のダメージの影響で、摂取してもすぐにコラーゲンが消費されてしまいます。そのため、肌の修復が促される夜までコラーゲンが残らないのです。

実は、朝は栄養素が吸収されやすい!

ですが、朝に摂取しても効果がないわけではありません。基本的に、朝は、夜間の間、飲んだり、食べたりしていないので、体が渇望した状態にあります。そのため、朝に摂る栄養素は体内に吸収されやすいのです。

朝に、たっぷりの水分やコラーゲン、ビタミンCを摂取することで、体に行き渡り、体を元気にしてくれます。そのため、朝に肌の調子が悪いという方は、夜寝る前と朝、起きたときに別けてコラーゲンを摂ってもよいでしょう。

朝のコラーゲンは栄養バランスの良い朝食と一緒に

朝に摂る場合は、コラーゲンだけでなく、しっかり朝食を摂って、糖分を補給することも大切です。ビタミンCは、果物や野菜で摂取し、穀類を摂ってエネルギーも補いましょう。1日の活動の始まりの朝食は、しっかり食べて栄養素を摂ることが大切です。

コラーゲンを活かすのは、早寝早起きがコツ!

たっぷり寝て、ちゃんと食べる!

ベストなタイミングで摂取したコラーゲンを活かすためには、生活習慣を整えることが大切です。特に、肌の修復を促す睡眠時間の確保は重要です。また、朝は早起きに心がけ、1日の活力を補うためにしっかり朝食を食べることが大切です。

夜に肌の修復できでも、朝にエネルギーやビタミン、ミネラルが不足していれば、日中のダメージが大きくなってしまいます。なるべく、夜間の修復が少なくてすむように、朝食をしっかり食べて、紫外線対策や乳液や美容液で乾燥を防いでおくこともポイントです。

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