コラーゲンを知る

とり皮はコラーゲンの宝庫、コラーゲンを生かす脂肪の落とし方

とり皮はコラーゲンの宝庫

昔はコラーゲンといえば動物の皮から抽出する方法が主流でした。皮を食べればコラーゲンが摂れるのは当たり前といえば当たり前です。ただし、ちょっと気を付けなければいけないことがあります。それは、皮には脂肪が多くカロリーが高いということです。

とり皮もコラーゲンは多いけど脂肪も多い

しかし、皮の部分を好んで食べる人も結構多くいます。とり皮に限らず豚や牛、魚などの皮や骨周りにはプルンとしたコラーゲンと一緒に脂肪が付着していて、ここに旨味が凝縮されていて美味しいんですね。

とはいうものの、食べ続けると高カロリーになるので、美容や健康目的でコラーゲンを摂りたいのなら脂肪を落とす工夫は必須条件です。

とり皮の栄養ってどんなもの?

もも肉とむね肉のコラーゲン含有は?

少し前までとり肉といえば、もも肉や胸肉などお手頃のお肉というイメージでした。実際、むね肉はスーパーではお買い得価格の超目玉商品としてチラシによく載っていたものです。最近ではブランド鶏肉も出回り、つい5~6年前にはむね肉に含まれている疲労回復成分に注目が集まり、健康とダイエットのために、むね肉を食べる人も増えています。

この論理は皮にも当てはまり、たんぱく質から出来ているコラーゲンの質はむね肉の皮のほうが良質といえます。しかし、コラーゲン含有量から見るとダントツにもも肉の皮のほうに軍配があがり、むね肉の皮にはコラーゲンはごく少量です

鳥ももの皮

鳥ももの皮のカロリーは驚くことに、100gあたり513㎉とかなり高めです。おいしいからとたくさん食べていては肥満のもとになります。とりをから揚げにした時に、むね肉よりもも肉がジューシーで美味しいと感じる人が多いのですが、これは皮に着いている脂肪分がおおいために柔らかく仕上がるのが要因です。

とりもも肉の皮には、コラーゲンの他にもビタミンA、ビタミンK、ナイアシン、飽和脂肪酸、リノール酸、などが含まれています。

優秀食品の鳥もも皮

ジューシーな鳥のもも肉

ビタミンAは目の疲労回復、ビタミンKは骨粗鬆症を防ぐ成分で、ナイアシンは脂質や糖質の代謝を促進します。そして飽和脂肪酸はエネルギー源になる脂肪分ですが、過剰になると動脈硬化や血管障害などの原因になるといわれています。

リノール酸は不飽和脂肪酸で血液をきれいにする働きがありますが、とりもも肉の皮がカロリーが高いのは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸を多く含んでいるからです。

とり皮の脂肪を取り除いて上手にコラーゲンを摂りましょう

ひと手間で簡単に脂肪分カット

とり皮を食べる時には、脂肪分を除いて食べるとカロリーカットになります。脂肪分を取り除くおすすめな方法はいったん冷まして取り除きます。

  1. とり皮をゆでると黄色い脂が浮きますので、それをいったん冷まします。冷ますことによって脂が白い固まりで浮きます。この脂こそ健康に良くないといわれる飽和脂肪酸です。白い油をきれいに掬い取ってから調理するとカロリーカットになりますので丁寧に取り除きましょう。
    とり皮をゆでた際にたくさんのコラーゲンがスープに溶けだしていますので、ゆで汁はそのまま料理に使いましょう。
  2. フライパンで焼く場合も、加熱したらいったん冷まします。ゆでた時と同じように脂が白く固まりますのでその脂を取り除きます。焼く際にのフライパンは、油をひかなくてよい焦げ付きにくいテフロン加工などのものを使いましょう。
    焼いたときのフライパンを洗って炒めなおすと脂肪分はかなり取り除けますが、溶け出たコラーゲンもフライパンを洗うと同時に一緒に洗い流してしまいます。
  3. 油をキッチンペーパーでふき取るとコラーゲンも一緒にふき取ってしまいます。

また、①のとり皮を冷凍保管しておくと、炒め物のときには油の少ないとり皮を使うことができますので工夫して使いましょう

その調理法、コラーゲンを捨ててませんか?!

ヘルシーとコラーゲンは反比例

とり皮料理は油を落として食べるとカロリーカットできるという事は容易にわかります。一般的に油が多い食材は網焼きにして食べることが多いでしょう。焼き鳥のとり皮などは、焼いているうちに油が落ちてヘルシーになるからです。でも、この時にコラーゲンも油と一緒に落ちています。

コラーゲンは加熱されると簡単に溶けるので、網焼きにすると油と一緒にコラーゲンも落ちてしまいます。厚みのある食材なら外側のコラーゲンだけが落ちますが、とり皮の場合にはほとんど落ちてコラーゲンは残りません。

とりのから揚げは、揚げ油にコラーゲンが流れ出るってほんと?

子供からお年寄りまで、とりのから揚げは大好きな定番料理です。しかしとり皮だけに関して言えば、から揚げはお勧めできません。なぜなら皮についているコラーゲンが油の中に流れ出てしまいます。それに余分な脂を吸収してしまう可能性もあります。

その調理法、コラーゲンを破壊してませんか?!

高温調理はコラーゲンの敵!

とり皮料理の中でも好感度が高いのはとり皮せんべいではないでしょうか?フライパンでジュージューいわせて作ったり、揚げ油でカリッと揚げたとり皮せんべいは、ビールのおつまみに最高ですよね。

しかし、「カリッ」と「パリッ」の食感の時点でコラーゲンは破壊されています。カリッもパリッもコラーゲンが劣化して固くなった証です。良質のコラーゲンの食感はあくまでもプルン、もちもち、むにゅむにゅです。

コラーゲンの大敵は糖化!

体内にあるコラーゲンが年齢とともに劣化してしまうのは、よく知られていることです。この劣化の原因はなんでしょうか?コラーゲンの劣化の大きな原因は酸化と糖化です。酸化は、活性酸素によるコラーゲンの破壊です。糖化は、糖分によるコラーゲンの破壊です。

ヘルシー茹でどり

コラーゲン料理で気を付けたいのが糖化なんでが、油、直火、電子レンジ、オーブンなどによる高温調理でコラーゲンは劣化し破壊されてしまいます。コラーゲン料理でおすすめしたいのは、煮たりゆでたりしてスープも一緒にいただくことです。その場合も砂糖を使いすぎる濃い味付けは糖化の原因になります。

薄味の煮物やゆでものに、ビタミンCを含む根菜などの付け合わせが最も合理的にコラーゲンを摂取できる料理です。

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