コラーゲンを知る

相性抜群なグルコサミン&コンドロイチン&コラーゲン

軟骨はコラーゲンが大きく関わると言われている?

腰や膝の関節に痛みを感じる場合、その原因となっているものは軟骨の可能性もあります。

軟骨の本体はコラーゲンからできているので、過重が関節にかかってもクッション性があるため、衝撃を吸収してくれます。しかし年齢を重ねれば軟骨が磨り減って硬い骨同士がぶつかりあることで痛みを感じるようになってしまうのです。
そうならないためには軟骨がしなやかで丈夫である必要があるため、新しいコラーゲンで満たしてあげることが必要です。

軟骨に存在する成分たち

軟骨に含まれる成分は水分が65%以上、コラーゲンが15%、残りの成分がコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などで構成されているプロテオグリカンです。 軟骨の構造を支える役割をするのがコラーゲン、クッション性や水分を保持する役割をするのがプロテオグリカンです。

例えるなら軟骨は水を吸った弾力性のあるスポンジのようなものなので、クッション性を保って関節を支えるために、それぞれの成分がとても重要な役割を果たしています。

コラーゲンと同時にカギになるのはプロテオグリカン

保水性やクッション性に優れた性質を持つのが、プロテオグリカン
プロテオグリカンを構成している成分はグルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸といった成分です。 細胞と細胞の間、真皮、軟骨に多く含まれる成分で、軟骨が水分を保ち滑らかに動けるのは、このプロテオグリカンの作用によるものです。

そして肌の細胞を成長させたり増やす因子であるEGFと同じ働きをするため、細胞の若返り作用もあります。 軟骨を電子顕微鏡で見ると、Ⅱ型コラーゲンが繊維の網目状になっていて、その中にブラシ状になっているプロテオグリカンが詰まっている様子がわかります。

軟骨に必須! プロテオグリカンの構成成分

グルコサミン

プロテオグリカンを生成する成分であると同時に、コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸の原料にもなる成分です。軟骨の代謝を調節し、痛みが起こっている部分での炎症を沈めたり、軟骨の修復を促進する作用があります。 一般的にエビやカニの殻から抽出されます。

コンドロイチン

プロテオグリカン中に存在している成分で、コンドロイチンは水を磁石のように引き寄せる働きをします。 直接軟骨を生成していくという働きは持っていないものの、軟骨の分解を抑制し水分を保つ働きをします。牛の軟骨やサメから抽出されます。

軟骨が健康であるために3つの成分が大きく関わる

軟骨が健康を維持するためには、軟骨の基盤構造をコラーゲンが支え、グルコサミンがプロテオグリカンを生成し、プロテオグリカンの一つのコンドロイチンが軟骨の水分を保つという連携プレーが必要です。3つの成分が合わさることによって、軟骨の弾力は維持されてスムーズな関節の動きを行うことができます。

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